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DS7000 VS DWL5000 ROUND2[みんぽす MDR-DS7000レビュー4] [ヘッドホンネタ]

 遅れに遅れたROUND2。

 今回はヘッドホン部分についての話。

 まずはDS7000から

 DS7000はハウジング側面にボタンが集約されている。

 こちらが左側。

 説明が必要になりそうなボタンとして、PROCESOR POWERボタンは、プロセッサー部の電源が入っているときに、スタンバイ状態にするボタンだ。

 普段からこちらでスタンバイ状態にしていればいいが、プロセッサー部の電源ボタンは押すと引っ込んだり出っ張ったりするタイプのボタンなので、もしONになっていなければ役に立たないボタンだ。

 いわゆる一般的なテレビのリモコンの電源ボタンと同じ仕組み。

 

 ヘッドホンに直接ACアダプターを挿して充電できるののも特徴だろう。

 まるで有線イヤホンのようになってしまうけれども、電池切れでも充電しながら使えるという点で便利だ。

 僕はついつい充電を怠って、数は結構持っているはずなのに充電されているエネループがまるでないということがよくあるので、この点はちょっとうらやましい(^^;

 また単3電池ではなくリチウムイオン充電池を内蔵しているため、軽量化に一役買っているものと思う。

 

 今度は右側。

 画像中央のダイヤルがボリューム。

 左のEFFECT/ID SETボタンは短く押すことでEFFECTを順番に変えていき、長く押すことでプロセッサー部との同期を取るボタンだ。

 通常は短く押す場合がほとんどだろう。

 中央のダイヤルはボリュームダイヤル。

 どういうわけかハウジングの真下と非常に調整しにくい場所に配置されている。

 右のボタンはINPUTボタン。

 あらためて説明するまでもなく、このボタンで入力を切り替える。

 電源はヘッドホンを装着することで入るタイプになっている。

 

 DS7000のヘッドホン部の重量だが約285gだそうで、実際に装着してみると実に軽い。

 長時間の装着でも苦痛にならない重さだった。

 DS8000は350g。・・・重かったなあ(^^;

 

 今度はDWL5000。

 こちらはハウジング内ではなく、ハウジング上部に操作ボタンやバッテリーボックスがある。

 ボタンは実にシンプル。

 右側ハウジング上部に電源ボタン、ボリュームボタン、WIRELESS SETUPボタンがある。

 同じく左側はバッテリーボックスがあるのみ。

 

 DS7000のところで書いたが、ボリュームはやはり側面にあるほうが操作しやすい。

 DS8000でも形状こそ違えど同じ位置にボリュームを調整できるダイヤルがあった。

 ハウジング真下は親指で調整しようと思うと不自然な姿勢で操作しなければならなくなる。

 

 なおDWL5000に操作ボタンが少ないのは別個にリモコンがあるため。

 切り替えるボタンはハウジングに搭載するのと、リモコンを別個に用意するののどちらがいいかは意見が分かれるところかもしれない。

 実際にボタンを目で見て確認しながら操作できるリモコンが、手元にちゃんとあるときはいい。

 だがリモコンをよくどこかにやってしまう人であれば、むしろ同じ用途のものなのだから1つにまとまってくれた方がいいという意見もあるのではないだろうか。

 

 電源の入り方にもまた意見が分かれそうな要素がある。

 DWL5000は装着すれば電源がつくのではなく、ボタンを押すことで電源がつく。

 無信号入力時間が続くとオートオフになる機能があるため、プレーヤー側で音楽をかけていたならば電源を切り忘れても無駄に電池を消耗させることはない。

 音楽とあえて書いたのは、DVDの場合はメニュー画面でも音楽がかかりっぱなしのものもあるため。

 ただしその場合もこのヘッドホン自体が盛大に音漏れするので、実質的に電源を切り忘れてしまうと

いうことはまずない。

 DS7000のようにヘッドバンドにスイッチがついていて、装着することで電源が入るタイプはちょっとずれただけでも電源が切れてしまったり、操作ボタンが分からなくなって外した場合にも音が切れてしまうので、DWL5000のように電源ボタンがある方が使い勝手がいいように思う。

 

 重さは約375g。

 実は重いと思っていたDS8000よりも重いものだった(^^;

 だがヘッドバンド部のウイングサポートが重さをうまく分散させてくれているのか、やや重量感は感じるもののそこまで長時間の使用に耐えられないというものではなかった。

 

 ヘッドホン部については、結構好み等で分かれる要素があるように思う。

 

 DS7000のヘッドホン部の特徴 まとめ(音質に関連する部分には触れず)

 ・軽い

 ・リモコンなしでいじれる

 ・プロセッサー部の電源ボタンはONにしたままでないと、操作を受け付けない

 ・電源は装着することで入る

 ・充電池内蔵で万一電池が切れてもACアダプターで充電できる

 

 DWL5000のヘッドホン部の特徴 まとめ(音質に関連する部分には触れず)

 ・重いが実際の重量ほど重くは感じない

 ・リモコンで直接目で確認して操作できる

 ・電源はボタン式

 ・電池は単3電池

 

 こんな感じだろうか。

 ROUND3は音質面について触れたいと思う。

 今度はあまり遅くならずに掲載できるといいのだが(^^;


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コメント 4

NO NAME

出来れば音質だけじゃなく
途切れずにどこまで聞こえるかとか
電子レンジ等の電波の干渉実験
さらにはオーテクのノイズフィルタータップあり無し(もちろん庶民には買えない高級安定電源は使用しないで)でのブツブツと途切れる音の頻度の差を知りたいです
「リアルタイムチャンネルセレクション」機能がオーテクに比べて本当に優秀なのか同化が1番興味あるところです。音質だと勝負にならないと思うのでこちらの方ももぜひお願いします
by NO NAME (2008-02-12 18:34) 

ahtoh

>>NO NAMEさん
リクエストありがとうございます。
電波通達距離勝負等についてはもともと計画していましたが、確かに壁コン直かノイズフィルタータップ使用によるノイズや音の途切れの違いについては需要がありそうなので、そのうち記事にさせてもらいます。

リアルタイムチャンネルセレクション機能については、お恥ずかしながら知りませんでした。
調べてみると電波妨害を自動的に回避してくれる機能だったのですね。
プロセッサー部で周波数チャンネルを、マニュアルした場合とオートにした場合のノイズの出方の違いを調べることで対応できるのであればやってみようと思いますが、それでよろしいでしょうか?
by ahtoh (2008-02-12 20:08) 

チャクラプレジデントさま

はい。DS7000を持ってないんで細かい機能までは良くわからないんですけど思うがままで構いませんのでよろしくお願いします。なんとか我がDWL5000に無線ぎじゅつでも天下のSONYに勝ってるところ無理やりにでも探してやってください

6月に出るポータブルイヤホンSENNHEISERのMX W1(6万以上しますけど)のレビューもぜひお願いします。当然ワイヤレス&高音質(しかもポータブル)な生活のために必要なものですから買いますよね!ahtohさんのおかげでDWL5000を買う決心が出来たので今後ともよろしくお願いします
by チャクラプレジデントさま (2008-02-13 00:42) 

ahtoh

>>チャクラプレジデントさま
先ほどのコメントの同一人物の方ですよね?
DWL5000ユーザーでしたか。
基本的に記事は公平な視点で書いていきたいと思うので、
もし本当に劣っている部分があれば・・・ともに泣きましょう(つД`)

MX W1は、僕の今の生活環境では屋外でイヤホンを使うことが月に1度あるかないかなので、さすがにそれだけの用途のためにはちょっと手を出せなそうです(^^;

こちらこそ今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m
by ahtoh (2008-02-13 01:06) 

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