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DS7000 VS DWL5000 ROUND1[みんぽす MDR-DS7000レビュー3] [ヘッドホンネタ]

 MDR-DS7000の無謀な挑戦?

 ATH-DWL5000所有者の自虐ネタ?

 

 ほぼ同時期発売にして実売価格3倍(某大型家電量販店価格で)のATH-DWL5000と比較しようという企画その1。

 今回はROUND1ということでプロセッサー部の比較から見ていこう。

 

 本体の質感についてはほぼ同等。

 ともに光沢の抑えられた黒いプラスチックのボディ。

 価格3倍の製品と似たような質感の製品ということで、よくぞSONYよ頑張った!

 ・・・というよりはオーテクの方が安っぽく作りすぎな気がしてならない(^^;

 

 前後に並べてみるとこんな感じ。

 DWL5000の方が約1.5倍長くなっている。

 ただその代わりに奥行きがわずかだがDS7000の方が長くなっていた。

 お世辞にもどちらもデザインの面で優れているとは言い難い。

 見た目の高級感ならDS8000の方が勝っていたように思う。

 僕にはこの両者は、たとえばLAN経由でTVに動画を出力するようなモノとかみたいな、PC周辺機器の延長のようなAV製品の筐体っぽく感じてならないのだ。

 電源をつけてみると、その差はまた出てくる。

 DS7000はブルーのLEDのせいか、やはり外見上のPS3との相性も悪くなさそうだ。

 一方DWL5000は現在の設定の状況を表示する赤もしくは緑のLEDがあるくらいで、表示を消すことは可能なものの表示の仕方が少し前時代的な気がしないでもない。

 ○DTS と表示されている部分の○部分が赤のLEDで点灯するスタイルだ。 

 その点DS7000はモードを「CINEMA」「GAME」と現在の設定が文字が読める形でブルーLEDで照らしているので、非常に分かりやすくなっている。

 

 使ってみてすぐに気づいたのは、パワーボタンの構造。

 DS7000が出っ張ったり引っ込んだりするタイプのボタンで、引っ込ませるとオンになる。

 DWL5000は引っ込んだりすることはなく、押すたびに電源オン/待機状態を切り替える。

 待機状態は光入力のスルーアウトに対応してくれるが、貧乏性の僕としてはPOWERのLEDがオンのときはグリーン、待機のときは赤に点灯しっぱなしなのが気になってしまう。

 DS7000はLEDがつかないので電気が切れた状態かと思いきや、オフにしていても光の入力をスルーアウトするためにDWL5000同様の待機状態のようになっているようだ。

 

 余談だが、DS7000の方はどうせ大きく設定もないのであまり関係ないだろうが、ちょっとの間でもアダプターを抜くと設定がリセットされる。

 DWL5000は逆に設定がいろいろあるせいか、抜いてしばらくしても前の設定が生きている。

 

 接続端子の話に移ろう。

 DS7000の裏面

 DWL5000の裏面

 DS7000は光デジタル2系統、ステレオのアナログ1系統の入力に対応。

 光デジタル2系統はスルーアウトが可能となっている。

 非常にシンプルな構成だ。

 一方DWL5000は光デジタル2系統、同軸デジタル1系統、5.1chのマルチアナログ1系統、ステレオのアナログ1系統に対応していて、光デジタルのスルーアウトとステレオアナログのラインアウトも可能と至れり尽くせり。

 とりあえず繋げない製品は今のところまずないであろう心強い対応だ。

 両方ともラインインには0dBと-8dBのATTのスイッチがある。

 ここの辺りの入出力端子数で、価格差の影響は結構出ているものと思われる。

 

 駆動電圧は両方とも9V。

 MDR-DS8000も9Vで、3機種ともPOCKET MOBA MVで動かせる可能性はある。

(自分のものではなく、返却しなければならないものなので、DS7000ではさすがに試していない(^^;)

 

 DS7000はボタンは前面にしかないものかと思ったが、側面にも実はあった。

 あまり使わないワイヤレスの通信設定のボタンだ。

 ボタンを必要最小限なシンプルな構成にして、使い勝手をよくしようという気持ちが伝わってくる。

 DWL5000は同じボタンが入力ソース選択ボタンと電源ボタンの間に挟まれて配置してあり、買ってすぐのときはボタンが多すぎて困っていた(^^;

 

 こうやって書いてみると、プロセッサー部の外観については入力端子の充実振りを除けば細やかな部分で勝っていたかのように思える。

 記事を書く前は比較対象が悪かった気もするが、実は比較されて困るのはDWL5000の方だったとか?

 

 

 次回はヘッドホン部編を書く予定。


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かつぽん

まぁ肝心なのは音ですからね♪
音で3倍の差が出ないことを祈ります・・・ってか、
余り肉薄されても困りますよね、だって3倍(^^;;;
by かつぽん (2008-02-05 10:21) 

マックス

私は12月にDS-7000、先月ATH-DWL5000を購入した者です。
価格差3倍の件ですが、少なくとも音質については納得させるだけの
違いはあると思います。5000は透明感のある本当にキレイな音で
サラウンド感も自然な感じがします。
ソニーのほうは、何かノイズっぽいというか、少し汚れているような音に
聞こえるのです。アクション映画ならこれでも良いでしょうが、音楽はチョット
・・・・?です。
それから、5000で感激したのはマルチ入力のSACD再生で、ヘッドフォン、
バーチャル・スピーカーともに素晴らしい音場感です。
by マックス (2008-02-05 15:11) 

ahtoh

>>かつぽんさん
nice!ありがとうございます。
3倍、3倍って赤いのはLEDくらいなんでそこまで強調しなくても(^^;

記事的には少し後になりそうですが、さすがに音はレベルが違いました。
by ahtoh (2008-02-05 20:37) 

ahtoh

>>マックスさん
両方買われてしまったのですか(^^;
ご指摘の点は僕も同様の印象を持っています。

聴き比べると音楽用とでは段違いですよね。
細かい点はまた記事にさせてもらおうと思いますが、DS7000は何と表現していいのかよく分かりませんが、どこか音がざわざわしているような微細なノイズのようなものがずっと入っていますよね。
映画でも静かなシーンだとチョット・・・という気がしています。
by ahtoh (2008-02-05 20:42) 

Chris

いつのまにかTOPの写真とか
タイトルが「ワイヤレス&高音質な生活」になってますね。
いまさら気づきました。

個人的にはオーテクの方がデザインがいいですねぇ。
by Chris (2008-02-06 00:03) 

ahtoh

>>Chrisさん
nice!ありがとうございます。
近間で単品で見るとDWL5000の方がいいかもしれませんが、PS3などと組み合わせておいている姿はたぶんDS7000の方がマッチしてよく見えるのではないかと思います。

ところでブログ紹介文と画像はDWL5000購入後すぐに変更したので、変更してもう2ヶ月以上経過しているんですが・・・(^^;
by ahtoh (2008-02-06 00:09) 

Riever

Chrisさんのコメント・・・
>タイトルが「ワイヤレス&高音質な生活」になってますね。
・・・私も今気づきました(^^;;;
画像は気づいていましたが、紹介文の方は(^^;;;

音は・・・普通のと「赤い」のとくらいの価格差がありますし、当たり前ですね(笑)
by Riever (2008-02-06 13:17) 

ahtoh

>>Rieverさん
nice!ありがとうございます。
画像にうまくはめすぎましたかね?(^^;
by ahtoh (2008-02-06 19:45) 

Cheap True Religion Jeans For Sale

冗談は決して敵を得るが、友人を失う。
by Cheap True Religion Jeans For Sale (2011-01-07 12:25) 

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