ネタの宝庫現る[みんぽす MDR-DS7000レビュー１] [ヘッドホンネタ]
前の予告どおり、ついにこの日が来た。
みんぽすさんにMDR-DS7000をお借りしたので、
うちの部屋ではこんなことになってしまう。
上から、ATH-DWL5000、MDR-DS8000、MDR-DS7000、SU-DH1とバーチャルサラウンド製品がぞろぞろと集結。
お借りしたMDR-DS7000はすでに他の方が使っていたようなので、エージングはしないでもたぶん大丈夫だろう。
とりあえず音楽を聴いてみた。
なお電源は安定化電源P500PLUSに接続したオーディオタップOCB-1 DXsから確保している。
直接挿さなかったのは、でかい9VのACアダプターを挿すと他の機器がまるで挿せなくなってしまうからだ（＾＾；
音の印象だが、ヘッドホンのドライバーそのものが貧弱なのでは？と思わせる音だった。
高域もそこそこ出て、低音がまあまあ出ているとはいえ、全般的に与える印象は薄っぺらいというのが素直な感想だ。
悪くはないのだが何かが足りない。
有線のヘッドホンで言うなら1万円未満のクラスの実力といったところだろうか（＾＾；
ノイズ感はさすがに遙か昔のモデルMDR-DS8000に比べると格段に減っている。
とはいえATH-DWL5000では全くと言っていいほど感じなかったのに対し、MDR-DS7000では少しざわざわしているけど深くは気にならない程度のノイズ感だ。
無線の方式は変わっても音の処理に使っているプロセッサーがそこまでは変わっていないのだろうか。
高域のかすれる感じがよく似ていた。
ただDS7000の方がより高域の音も無理なく出せている気がする。
軽いのは好感が持てた。
装着していて重く感じないバーチャルサラウンドヘッドホンは初めてだ。
ただしボタン配置には少々納得がいかない。
ボリュームがハウジングの下の部分にあるというのはおかしくないか？
左右に手を添える普通の持ち方でヘッドホンを持ったときに、その親指部分にボリュームがないと調整しにくい。
このあたりは後日また取り上げてみよう。
惜しく感じるのはやはりヘッドホン部の質の低さ。
オーテクからはATH-AD1000相当の音を出しているらしいATH-DWL5000が出たのだ。
SONYもそろそろ定価１０万オーバーの贅沢仕様な、MDR-SA5000相当のバーチャルサラウンドヘッドホンでも出してくれてもいいと思うのだが、定価的にも型番的にもMDR-DS8000を超える製品がまだ出てこないのが実にもどかしい。
僕はSONYで出してくれないものだから、オーテクに行ってしまったのだ。
MDR-DS10000を出すときは期待してますよ、SONYさん！
これだけ揃うのもすごいことですね・・・。
by Chris (2008-02-02 18:17)
>>Chrisさん
nice!ありがとうございます。
ネタの宝庫でありながら、消化しきれない可能性もあります（＾＾；
by ahtoh (2008-02-02 18:45)
あ、おいらその「消化しきれない」ていうのに・・・（爆）
借りすぎ注意!ですねぇ・・・σ(^◇^;)
by かつぽん (2008-02-04 12:53)
>>かつぽんさん
nice!ありがとうございます。
かつぽんさんのところは閲覧者も多いですし、さらっと感想を書くだけでもメーカーにとってはおいしいのかも・・・（＾＾；
by ahtoh (2008-02-04 20:23)
クワイアットコンフォート２からDWL-5000に切り替えようかと思っています。 DWL-5000はオープン型ということですが、”深夜に響く”というレビュアーがいました。５メートル隣に家族が寝ています。音漏れはかなりありますか？ また、耳の部分は革製ではないのでフワッとした装着間を想像してるんですが、実際の着心地はどうですか？
by ビックル (2010-03-02 16:36)
>>ビックルさん
返信が遅くなりましたが、音漏れについては装着した状態でどのくらい音が漏れるのか1人では検証できませんので、分かりません。
ただ、未装着の状態ではコンパクトなスピーカー並に音が漏れています。
着心地は耳の部分にはあまり当たらず、頭頂部で保持している印象が強いです。
圧迫感がないので、長時間の装着にも適していると思います。
by ahtoh (2010-03-14 11:29)