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8台入るHDDケースLHR-8BNHEU3 [Appleネタ]

中身が整理しきれず何重にもデータが重複し、
時には裸族のドックごと1mくらいの高さから落下させ、
整理に絶望しながら新しく買い足す。
そんなだらしない状況を続けてきた我がHDD事情。

音楽ファイルが最も凶悪な状態で同一曲がiTunesでAACで取り込んだもの、
音質を良くしようと思ってALACで取り込んだもの、
気の迷いでFLACで取り込んだもの、
それをDSDに変換したもの、
さらには前述の落としたHDDやいきなり認識しなくなったHDDを復元ソフトで抜き出したものなどが、
恐ろしい数のフォルダに重複して散らばって入ってしまっています。

しかもそれが嫌になってOSごとまっさらにして取り込みし直して、環境移行時にまたごちゃごちゃになってしまったり。
あっちこっち移すのに、当初は2スロットのドック式のでやっていましたが、Mac mini Late 2012で普通にできていたことがiMac 5K Late 2015では不具合を起こし、認識エラーとか勝手に切断されるようなことがあったため、新しくHDDケースを導入することにしました。


そして色々検討した結果選んだのが、HDDを8台搭載可能なLHR-8BNHEU3です。
WEB限定品のようで、こちらで購入可能です。

http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLHR-8BNHEU3/
http://item.rakuten.co.jp/logitec/lhr-8bnheu3/

なお現時点では下のリンクの楽天の方が安いです。

4台、5台ものはよく見かけますが、8台は結構珍しいと思います。
うちは実際HDDは10以上が積んで置かれているのですが、主で使っているのはせいぜい3.4台。
それをあのデータどこいったっけ?と前述の2スロットのドックでガチャガチャと差し替えながら使っています。
その手間から解放されようと思って張り切りすぎた結果、8台搭載モデルを選択しました。

同社類似製品でRAID対応のものもありましたが、そこまでがっちりガードしなければならないほどのデータを入れておらず、RAID構築のための制約や現データの退避先のために同程度の量のHDDを追加購入することを考えたら、トータルで5.6万の追加投資になりそうで止めました。今の自分のPC環境はiMacです。
なので必然とMacでの使用のレビューになります。

接続端子はUSB3.0とeSATA。
今ではごく一般的な構成だと思います。
強いて言えばeSATAは安価なモデルには搭載されていないくらい?

一般には理論値でいえばUSB3.0が5Gbps、eSATAが3GbpsとUSB3.0の方がeSATAに勝るものの、余計なチップを通さない分eSATAの方が速いと言われていますね。

マニュアルを読むと、MacはUSBのみの対応だと書いていますが、KanexのThunderbolt-eSATA変換アダプター経由で一応認識しています。
というかこのケース自体はホットプラグ非対応と書いておきながら、この使い方ならホットプラグで認識できています。
そのため利便性に大きな差は感じません。

サイズや形状のイメージで言えば、まるでミニタワーのデスクトップマシンです。
それよりはやや小柄になりますが、iMacの隣に置いてしまうと妙な錯覚に陥ります。

取り付けはマウンタをネジで取り付けて、HDDを奥まで挿入し、カバーでネジ止めして固定するだけで簡単です。
おそらくパーツ流用の都合なのでしょうが、内部は4台を固定するユニットが2つ入っているような感じで、内部カバーが上下で4つずつに分かれています。
当初取説を一切読まずに作業を始め、マウンタを取り付けずに接続していましたが、地震等がない限りはそれでも特に問題なさそうです。
HDDとHDDの間はそれぞれ1cm程度の隙間があり、加えてファンも回しているので熱で負荷を与える心配は少ない印象です。

IMG_1941 のコピー.jpg

この手の複数搭載ケースを初めて所有した場合だと思ってしまうのが、HDDのためだけにファン回す>うるさくなるということですが、この製品には3段階にファンの速度、つまり騒音を調整することができます。
自動でも調整できますが、自分は躊躇うことなく最低の設定へ。


・・・が、うるさい!


おそらくファンはデスクトップの汎用的なものを2つ搭載しています。
外付けHDDのために、デスクトップPC並みのファンの騒音を受け入れなければなりません。
Mac以前もPCの静音性を気にしてスペックを下げてでも静かなものを求めていたので、これはかなり気になっています。

そして薄々気づいてはいたのですが、1本のUSBケーブルでたくさんのHDDを繋いでしまうと、その間での転送はかなり遅くなるんですよね。
すでに整理されたHDDを搭載するなら問題ないでしょうが、たくさん繋いで整理したいという自分の用途ではUSBはあまり向きません。
そこでeSATAでどうなるか期待していたわけなのですが、現時点では速度の前に不安定で嘆いております。


両方の接続方法で試していた時に、USBならば普通に動作していたのにeSATA接続をしてみた途端OSがクラッシュしました。
切り分け作業をしていった結果、特定HDDが悪さをしていると判明。

勝手な推測ではありますが、El Capitanからアクセス権やらなんやらを自動でやってくれるようになったあたりで、旧MacでフォーマットしたHDDでは不具合を引き起こしやすいのではないかと思っています。
前まで使っていたHDDをUSBで接続した直後にファイルシステム破損という事例が何件も経験しましたし。

さらっと書きましたけど、8TB分くらいのデータを多少失いながらも復元で回復させてきました(- -;;;

USBの方では認識してくれるのは、余計なチップが搭載される分不具合をある程度押さえ込んでいてくれているのかもしれません。


Mac特有の問題としては、必要時にのみ起動する使い方をしていると、搭載しているHDDの数だけとり外す処理をしなければなりません。
8台でそれをやるというのは意外にやっかいです。
整理が済んだら中はせいぜい4台くらいになるので、そこまで不自由しないで済みそうですが、それならそもそも4台用で十分なんですよね(ーー;)
多分背面ファンの数が1つ減ってもっと静かになるでしょうし、4台用x2にしていたら移動作業もかなりの速度向上が図れたかと思うと、やってしまった感がかなりあります。
さらについでに書くなら、4台用x2の方が安いんですw
身の丈に合った選択って、本当に大事です。

結局、整理を前から使っているドック式のものと併用して、整理作業を進めている最中です。
年末までには、なんとかしたいな・・・。
整理が済み、数年後にまたHDDが増えて、やっぱり8台入って助かったと思える日が来ることを待つことにしたいですが、その頃には新しいより高速規格のケースが出ているかもしれません。

使い続けはしますが、自分の環境には向かなかったというのが素直なところです。
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