ATH-DWL5000のバーチャルサラウンド効果 [ヘッドホンネタ]
皆様、この連休はいかがお過ごしでしょうか。
閲覧数の伸びがいつもよりもかなり遅くなっているところを見ると、皆様お忙しいようですね。
僕は一人で家で過ごすことになりそうです。
連休明けのクリスマスも誕生日だというのに、一人で過ごすかもしれません。
高校のときにそれほど親しくはない同級生に「ロマンティックな日に生まれていながら、ロマンのかけらもない奴」と言われたことさえある僕です。
周囲がどうなっているかなんて多少意識したところで結局はマイペースな人間なんで、久々にゆっくりできるところでずるずると引きずっていたATH-DWL5000の話でも。
DWL5000のバーチャルサラウンド効果はステレオに比べると確かに音は広がるのだろうが、バーチャルサラウンド特有の音の加工された感じは残っている。とはいえその違和感はこれまで聴いてきた製品の中では最も少なかった。
その効果は音楽用には向いているが、映画用となると音の移動感があまり表現できていないように思う。
また音の定位もあまり明確に感じられない。
アクション映画等では標準では低音不足に感じられると思うが、その点は低音を調整することである程度よくなる。
ただ過剰に低音を増強させると、音がぼやけてしまうのでその点は注意が必要だ。
自分の使っているユニバーサルプレーヤー DVD-1920は、実は最近になって気づいたがマルチ出力があったようなので(笑)、急遽VMC-805CSを2本買ってきて繋いでみた。
ケーブルはこれでいいのかという疑問が浮かびはしたが、6本のRCAケーブルを繋ぐとなるとこれが一番お手軽に感じられたので深く追求はしないで欲しい(^^;
これでバーチャルではあるが初めてSACDのマルチチャンネルを聴くことができた。
聴いたのはこちらのCD
Beethoven: Symphonies Nos. 1-9 [Special Edition] [Hybrid SACD]
- アーティスト: Gerald Finley, Timothy Hugh, Ludwig van Beethoven, Bernard Haitink, Karen Cargill, London Symphony Orchestra, Lars Vogt, Twyla Robinson, John MacMaster, Gordan Nikolic
- 出版社/メーカー: Lso Live
- 発売日: 2007/03/05
- メディア: CD
DWL5000をマルチ入力のモードにすると、当然といえば当然かもしれないがドルビープロロジックⅡの機能は使えなくなっていた。
ステレオチャンネルと比較するとマルチチャンネルの方が特に効果をかけなくても音が離れていることは分かった。
CD、SACDステレオ、SACDマルチと切り替えながら聴いていると、確かにCDとSACDステレオで音質の差はあるが、それ以上にSACDマルチは別物の音になっていた。
クラシックを聴く場合は、定位が離れているマルチチャンネルの方が向いているように思う。
これにドルビーヘッドホンの効果を加えると、音の広がりを調整はできるがやはり加工された感じの音が気になる。ステレオのままとどちらがいいかは、ソースによる部分も大きい。
このCDの場合はステレオのままの方がいいように思う。
とりあえず付属のワイヤレスヘッドホンを使ったレビューはこんな感じだろうか。
引き続き、ドルビーバーチャルスピーカーに関する話は今晩中に掲載予定。
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