クロノトリガー DSで発売と聞いて [その他のネタ]
現在20代後半の人は、スーパーファミコン時代のゲームが一番よかったと思っている人が結構いるのではないだろうか。
僕もその1人。
最近のゲームの事情には疎いが、スクウェアエニックスがちょうど僕が熱く感じる時代の古い作品のリメイクをよく出していることは分かっている。
そんな中発表された、クロノトリガーがDSで発売されるという話。
一瞬喜んだものの、素直に喜べないいろいろな要素を持っている気がしてならない。
注:この記事はかなり長いです。 興味のない方はスルーして下さい。 そもそもクロノトリガーといえば、表向きはドリームプロジェクトといわれていた作品だが、実はスーパーファミコン版が発売されたときからいわくつきの部分があったらしい作品でもある。
気になる人は詳細はここで調べていただくとして、話題を呼んだ大御所の方は製作にはあまり絡んでいなかったらしい(^^;
ともあれかなり好きな作品で結局は「つよくてニューゲーム」があるおかげで何週もプレイしたが、発売された当時の僕の印象は購入後に比べて実に冷ややかだった印象がある。
当時、ゲームソフトといえばスクウェアのソフトを多く買っていたが、クロノトリガーを初めて雑誌の記事で見たときの感想を注釈を交えて紹介。
13年前らしいが、印象深かったのでおそらく脚色されていないと思う。
キャラデザは鳥山明だ!
すごい!ドラクエ以外でよく呼んで来た!
(当時の鳥山明の人気は絶大)
でもこのキャラ、
聖剣伝説2をパクってるだろ!
(主人公とヒロインの特徴が恐ろしく酷似している。髪型、髪の色、服装までほとんど同じ。ちなみに聖剣伝説2はクロノトロガーの2年前に発売している。気になる方はそれぞれのタイトル名で画像検索をしていただけるとお察しいただけるかと。)
しかもアクションRPGなの?
これ、パクリっていうレベルを超えているんじゃないのか?
同じメーカーだけどいいのか?
(実際にはコマンド入力式だが、移動中の画面がそのまま戦闘画面になるシステムのためにアクションRPGと誤認していた。)
話題性はすごいけど駄目じゃん!
作品の背景にある大人の事情を知ることはなくとも、別の要素でいわくつきだと感じていた。
とはいえなんだかんだ言っても結局発売日に買ってしまう(笑)
そして実際にいくらかプレイした感想は、キャラクターの等身が変わってちょっとメルヘンチック(?)なフィールド画面と戦闘画面に移行せずそのまま戦闘になるシステムに新鮮さを感じたが、正直なところ”当時の”目の肥え具合でもグラフィックは微妙だという印象が強い。
最初から、あ~、町に何か微妙な花火が上がっているな~。でも演出として地味すぎて微妙~。という印象 <やったことのある人だけ分かってください(^^;
キャラクターのアニメーションはそこそこ動いていたものの、前述の聖剣伝説2の方が驚きがあった気がするし、魔王場に入る前のグラフィックに見られる1枚絵(?)の表現も容量稼ぎだったのか効果的に演出しようとしていたのか分からないが、城や周辺の木が変に黒塗りされて首を傾げた。同社の同時期の他作品に比べてもやや劣る印象だった。
ここは普通なら、おおっ!すごいグラフィック!と思わせたり、やばそう!帰ろう!とか思わせなければならないシーンで興醒めさせられたのだ。
もう1つ興醒めしたといえば、冒頭部分の過剰なメディアへの露出。
クロノトリガーはタイトルだけでも想像がつくだろうが、タイムトラベルを主体とした物語だ。
普通であればどのように主人公が巻き込まれていくのか、興味深くプレイするところではないだろうか。
すぐにそのイベントが発生するのせいもあるが、このあたりが雑誌でモロバレしている。
さらには未来に行ったときに、そこのデータベースから世界崩壊の記録のようなものを見ることになるのだが、雑誌は話題性を持たせるためにゲーム中のAD1999に世界が崩壊するということも大きく取り上げてしまっている。(1999年に現実世界に何が起こる予定だったか、説明するまでもないだろう)
雑誌の記事を見たときはおおっ!と思うが、それをあらかじめ知った上でゲームをやってしまうとまるで驚きのないものになってしまった。
冒頭のこの2つのシーンはゲームのキーとなる部分ではあるが、予備知識を持たせないままプレーヤーをゲームの世界に導いてくれれば、どれほど驚きと興奮の度合いが変わっていただろうか。
そういえばクロノトリガーの魅力といえば何だったのか。
・サウンド
光田氏のデビュー作でもあるクロノトリガーの音楽はジブリっぽいと言われることがあり、某曲と某曲比較して聴くことのできるところもあった。しかしそういう要素はあったとしても、見事にゲームの雰囲気を盛り上げるのに役立ったことは確かだろう。
フィールド画面が町の内外の区別がなかったのだが、町から遠ざかると音楽が変わり、町を出たことを印象付けるという演出もあった。
無駄にフィールド画面を歩いていたくなる名曲もあった。
普通に文字を読んでいてはすぐに終わってしまう名曲もあった。
あれらの音楽なくしてクロノトリガーを語ることは難しいだろう。
・シナリオ
タイムトラベルものということで、プレイヤーの行動の結果で未来が変わるというのが特徴だが、個人的にはそれよりも重要キャラクターの深い意味を孕んだセリフが印象深かった。
今ではさすがに詳しくは思い出せないが、プレイヤーは世界を救おうとしているが、結果的に逆に働いてしまって、お前が○○をしなければ○○にはならなかったという話があり、その後「強くてニューゲーム」のシステムのおかげで○○をせずにクリアできるというのもうまくできているものだと思う。
・システム
何度も挙げているが、このゲームのシステムの一番の功績は「強くてニューゲーム」にあるだろう。もともとのタイムとラベルモノだという点といつでもクリア可能にさせておいてクリア時のストーリーの進行状況によってエンディングが変わるというシステムと合わせて、非常にうまい効果があったとおもう。
クリアできるレベルで弱い敵をいたぶって楽しむだけではない。
別個の戦闘画面になることなくそのままの画面で戦闘に移行するのはこのゲームの特徴ではあるが、これは初めての試みということもあってか消化不良な点がある。
その典型例としてキャラクターを基点として一直線上の敵にダメージを与える攻撃があるのだが、キャラクターは場所を移動できない。つまり攻撃をするのに効率のいい場所に移動して攻撃することができない。
これもまたこのゲームの戦闘の特徴である「連携技」は確かに面白い試みだが、そのために各キャラクターの技の数が従来作品に比べてかなり少なくなり、トータルで考えるとそれほどの数ではなくなってしまったのが残念だった。
・世界観
複数の時代でそれぞれ雰囲気が変わっていて特徴があり、特に物語のキーになる古代の浮遊都市はそこにかかる音楽と合わせて、初めて見たときは鳥肌モノだった。
違いの少ない中世と現代は、中世の行動で現代がどう変わるかというのを演出する格好の舞台だった。
荒廃した未来は早く平和な現代に帰りたいと思うと同時にこの現状を何とかしてあげたいと思わせるのに十分な演出があった。
体力は回復するが空腹は満たされない装置も印象深い。 <腹が減ってどうこうという設定はないが。
どの時代もちゃんと何かしらのメッセージ性があるイベントが盛り込まれているのがさすがだ。
以上、当時の記憶を頼りに結構冷静に整理してみた。
そこで今DSで移植されるということになり、いくつかの追加要素が入るらしいが、いろいろと心配なことがある。
まずはグラフィック。
あれがいいんだという人もいるかもしれないが、当時でさえやや劣っている印象のあったグラフィックをブラッシュアップさせないと、新規ユーザーはおろか記憶の中で相当美化してしまっている古参のユーザーにもがっかりさせるものになるのではないだろうか?
クロノトリガーの中途半端にリアルな表現が、時を経ると逆に痛く感じる部分がある気がしてならない。
これは最近のゲームで目の肥えた人が、当時最高の画質といわれたPSの3D(ムービーは別)のソフトの映像を見るのに近いものがあるのではないだろうか。
今見直してみると結構痛いと思う。
公式ホームページのムービーで久々に画面を見たが、やはりこのままではきついと思う。
かといってDSで3Dで作り直すのも、動きのある演出が結構あるこの作品をどうリメイクできるのか難しいと思う。
一番ユーザーとメーカー双方に穏便なのは、元の絵をベースに色の塗り直し・・・かもしれない。
続いてサウンドも心配。
光田氏率いるプロキオンスタジオはDSで高音質を実現するのにかなりのスキルを持っているようで、同社の作成したソーマブリンガーはDSとしては非常に高音質で、普通に聴けるレベルの音質だった。やろうと思えばDSでも十分聴ける音が出せるのだ。
時折聞くDSの音が悪いというのは、そこのスタッフが性能を引き出せていないという見方もできるかもしれない。
ここでちょっと、最近ソーマブリンガーを作り、かつてはクロノトリガーの製作にも関わった人のいるモノリスソフトとプロキオンスタジオに作らせれば、いいものができるのでは?という妄想も抱いてしまったが、両方のトップがスクウェアを去った人だけにまず無理だろう(^^;
何しろクロノトリガーのPS移植版では、スタッフロールに光田氏の名前がクレジットされていなかったいなのだから。
では本人は無理として誰が?
追記:絶対ないと思っていた光田氏の製作協力だが、サウンドディレクター(監修)として参加されているらしい。これは音質の面も結構期待できるのでは?
余計な通信がからむ追加要素も心配。
携帯ゲーム機で出すとなると、アイテムとか1人では解決しきれないできない要素が出てくる心配がある。おそらくはこれにより1人では手に入れることのできない、かなり手に入れたくなるようなファンサービス的アイテムがあるのだろう。
タッチパネル対応は、おそらく戦闘時に攻撃対象を選んだり、フィールド画面で指定した場所に入るといった使い道には使われるだろうが、使わなくても大丈夫なら助かる。
祭りのミニゲームが増えて、それで使う分には全く問題ない。
でもこれでもしドッペルゲンガーを手に入れるための同じポーズをとるゲームが難解になっていたらどうしよう・・・(笑)
SFCと同じ任天堂の本体なので、某イベントで「LALA」も違和感なく入力できるのは救い。
PS版ではボタンの名称が変わり苦しいものがあった。
おそらく最高の形でのクロノトリガーのリメイクは、ドラクエⅧのグラフィックをベースに作ってもらうことだと思うが、コスト上無理だろう。手堅く稼げそうなDSということだが、なぜこのタイミングだったのか。
思えばPS版が移植される前段階の話として、続編クロノクロスが発売されるからというのがあったと思う。
であれば今回のDS版も新作が出る兆候であるのだろうか?
期待半分、不安半分。
後についてくるかどうか分からない新作も期待半分、不安半分。
僕にとってクロノシリーズは、純粋に喜ばせてくれないようだ。
SFC版クロノトリガー(前述の通り)
PS版クロノトリガー(アニメだけで本編は同じかい!ちょっとはリメイクしろよ!<結論は本編部分は劣化移植だった)
クロノクロス(ドリームプロジェクトのメンバー絡んでないのかい!<結論は実質的な製作スタッフはあまり変わっていないらしい)
DS版クロノトリガー(前述の通り)
・・・・・・それでもやはり、これまで同様に買ってしまうのだろうか・・・。
良作となることを祈りたい;。
僕もその1人。
最近のゲームの事情には疎いが、スクウェアエニックスがちょうど僕が熱く感じる時代の古い作品のリメイクをよく出していることは分かっている。
そんな中発表された、クロノトリガーがDSで発売されるという話。
一瞬喜んだものの、素直に喜べないいろいろな要素を持っている気がしてならない。
注:この記事はかなり長いです。 興味のない方はスルーして下さい。 そもそもクロノトリガーといえば、表向きはドリームプロジェクトといわれていた作品だが、実はスーパーファミコン版が発売されたときからいわくつきの部分があったらしい作品でもある。
気になる人は詳細はここで調べていただくとして、話題を呼んだ大御所の方は製作にはあまり絡んでいなかったらしい(^^;
ともあれかなり好きな作品で結局は「つよくてニューゲーム」があるおかげで何週もプレイしたが、発売された当時の僕の印象は購入後に比べて実に冷ややかだった印象がある。
当時、ゲームソフトといえばスクウェアのソフトを多く買っていたが、クロノトリガーを初めて雑誌の記事で見たときの感想を注釈を交えて紹介。
13年前らしいが、印象深かったのでおそらく脚色されていないと思う。
キャラデザは鳥山明だ!
すごい!ドラクエ以外でよく呼んで来た!
(当時の鳥山明の人気は絶大)
でもこのキャラ、
聖剣伝説2をパクってるだろ!
(主人公とヒロインの特徴が恐ろしく酷似している。髪型、髪の色、服装までほとんど同じ。ちなみに聖剣伝説2はクロノトロガーの2年前に発売している。気になる方はそれぞれのタイトル名で画像検索をしていただけるとお察しいただけるかと。)
しかもアクションRPGなの?
これ、パクリっていうレベルを超えているんじゃないのか?
同じメーカーだけどいいのか?
(実際にはコマンド入力式だが、移動中の画面がそのまま戦闘画面になるシステムのためにアクションRPGと誤認していた。)
話題性はすごいけど駄目じゃん!
作品の背景にある大人の事情を知ることはなくとも、別の要素でいわくつきだと感じていた。
とはいえなんだかんだ言っても結局発売日に買ってしまう(笑)
そして実際にいくらかプレイした感想は、キャラクターの等身が変わってちょっとメルヘンチック(?)なフィールド画面と戦闘画面に移行せずそのまま戦闘になるシステムに新鮮さを感じたが、正直なところ”当時の”目の肥え具合でもグラフィックは微妙だという印象が強い。
最初から、あ~、町に何か微妙な花火が上がっているな~。でも演出として地味すぎて微妙~。という印象 <やったことのある人だけ分かってください(^^;
キャラクターのアニメーションはそこそこ動いていたものの、前述の聖剣伝説2の方が驚きがあった気がするし、魔王場に入る前のグラフィックに見られる1枚絵(?)の表現も容量稼ぎだったのか効果的に演出しようとしていたのか分からないが、城や周辺の木が変に黒塗りされて首を傾げた。同社の同時期の他作品に比べてもやや劣る印象だった。
ここは普通なら、おおっ!すごいグラフィック!と思わせたり、やばそう!帰ろう!とか思わせなければならないシーンで興醒めさせられたのだ。
もう1つ興醒めしたといえば、冒頭部分の過剰なメディアへの露出。
クロノトリガーはタイトルだけでも想像がつくだろうが、タイムトラベルを主体とした物語だ。
普通であればどのように主人公が巻き込まれていくのか、興味深くプレイするところではないだろうか。
すぐにそのイベントが発生するのせいもあるが、このあたりが雑誌でモロバレしている。
さらには未来に行ったときに、そこのデータベースから世界崩壊の記録のようなものを見ることになるのだが、雑誌は話題性を持たせるためにゲーム中のAD1999に世界が崩壊するということも大きく取り上げてしまっている。(1999年に現実世界に何が起こる予定だったか、説明するまでもないだろう)
雑誌の記事を見たときはおおっ!と思うが、それをあらかじめ知った上でゲームをやってしまうとまるで驚きのないものになってしまった。
冒頭のこの2つのシーンはゲームのキーとなる部分ではあるが、予備知識を持たせないままプレーヤーをゲームの世界に導いてくれれば、どれほど驚きと興奮の度合いが変わっていただろうか。
そういえばクロノトリガーの魅力といえば何だったのか。
・サウンド
光田氏のデビュー作でもあるクロノトリガーの音楽はジブリっぽいと言われることがあり、某曲と某曲比較して聴くことのできるところもあった。しかしそういう要素はあったとしても、見事にゲームの雰囲気を盛り上げるのに役立ったことは確かだろう。
フィールド画面が町の内外の区別がなかったのだが、町から遠ざかると音楽が変わり、町を出たことを印象付けるという演出もあった。
無駄にフィールド画面を歩いていたくなる名曲もあった。
普通に文字を読んでいてはすぐに終わってしまう名曲もあった。
あれらの音楽なくしてクロノトリガーを語ることは難しいだろう。
・シナリオ
タイムトラベルものということで、プレイヤーの行動の結果で未来が変わるというのが特徴だが、個人的にはそれよりも重要キャラクターの深い意味を孕んだセリフが印象深かった。
今ではさすがに詳しくは思い出せないが、プレイヤーは世界を救おうとしているが、結果的に逆に働いてしまって、お前が○○をしなければ○○にはならなかったという話があり、その後「強くてニューゲーム」のシステムのおかげで○○をせずにクリアできるというのもうまくできているものだと思う。
・システム
何度も挙げているが、このゲームのシステムの一番の功績は「強くてニューゲーム」にあるだろう。もともとのタイムとラベルモノだという点といつでもクリア可能にさせておいてクリア時のストーリーの進行状況によってエンディングが変わるというシステムと合わせて、非常にうまい効果があったとおもう。
クリアできるレベルで弱い敵をいたぶって楽しむだけではない。
別個の戦闘画面になることなくそのままの画面で戦闘に移行するのはこのゲームの特徴ではあるが、これは初めての試みということもあってか消化不良な点がある。
その典型例としてキャラクターを基点として一直線上の敵にダメージを与える攻撃があるのだが、キャラクターは場所を移動できない。つまり攻撃をするのに効率のいい場所に移動して攻撃することができない。
これもまたこのゲームの戦闘の特徴である「連携技」は確かに面白い試みだが、そのために各キャラクターの技の数が従来作品に比べてかなり少なくなり、トータルで考えるとそれほどの数ではなくなってしまったのが残念だった。
・世界観
複数の時代でそれぞれ雰囲気が変わっていて特徴があり、特に物語のキーになる古代の浮遊都市はそこにかかる音楽と合わせて、初めて見たときは鳥肌モノだった。
違いの少ない中世と現代は、中世の行動で現代がどう変わるかというのを演出する格好の舞台だった。
荒廃した未来は早く平和な現代に帰りたいと思うと同時にこの現状を何とかしてあげたいと思わせるのに十分な演出があった。
体力は回復するが空腹は満たされない装置も印象深い。 <腹が減ってどうこうという設定はないが。
どの時代もちゃんと何かしらのメッセージ性があるイベントが盛り込まれているのがさすがだ。
以上、当時の記憶を頼りに結構冷静に整理してみた。
そこで今DSで移植されるということになり、いくつかの追加要素が入るらしいが、いろいろと心配なことがある。
まずはグラフィック。
あれがいいんだという人もいるかもしれないが、当時でさえやや劣っている印象のあったグラフィックをブラッシュアップさせないと、新規ユーザーはおろか記憶の中で相当美化してしまっている古参のユーザーにもがっかりさせるものになるのではないだろうか?
クロノトリガーの中途半端にリアルな表現が、時を経ると逆に痛く感じる部分がある気がしてならない。
これは最近のゲームで目の肥えた人が、当時最高の画質といわれたPSの3D(ムービーは別)のソフトの映像を見るのに近いものがあるのではないだろうか。
今見直してみると結構痛いと思う。
公式ホームページのムービーで久々に画面を見たが、やはりこのままではきついと思う。
かといってDSで3Dで作り直すのも、動きのある演出が結構あるこの作品をどうリメイクできるのか難しいと思う。
一番ユーザーとメーカー双方に穏便なのは、元の絵をベースに色の塗り直し・・・かもしれない。
続いてサウンドも心配。
光田氏率いるプロキオンスタジオはDSで高音質を実現するのにかなりのスキルを持っているようで、同社の作成したソーマブリンガーはDSとしては非常に高音質で、普通に聴けるレベルの音質だった。やろうと思えばDSでも十分聴ける音が出せるのだ。
時折聞くDSの音が悪いというのは、そこのスタッフが性能を引き出せていないという見方もできるかもしれない。
ここでちょっと、最近ソーマブリンガーを作り、かつてはクロノトリガーの製作にも関わった人のいるモノリスソフトとプロキオンスタジオに作らせれば、いいものができるのでは?という妄想も抱いてしまったが、両方のトップがスクウェアを去った人だけにまず無理だろう(^^;
何しろクロノトリガーのPS移植版では、スタッフロールに光田氏の名前がクレジットされていなかったいなのだから。
では本人は無理として誰が?
追記:絶対ないと思っていた光田氏の製作協力だが、サウンドディレクター(監修)として参加されているらしい。これは音質の面も結構期待できるのでは?
余計な通信がからむ追加要素も心配。
携帯ゲーム機で出すとなると、アイテムとか1人では解決しきれないできない要素が出てくる心配がある。おそらくはこれにより1人では手に入れることのできない、かなり手に入れたくなるようなファンサービス的アイテムがあるのだろう。
タッチパネル対応は、おそらく戦闘時に攻撃対象を選んだり、フィールド画面で指定した場所に入るといった使い道には使われるだろうが、使わなくても大丈夫なら助かる。
祭りのミニゲームが増えて、それで使う分には全く問題ない。
でもこれでもしドッペルゲンガーを手に入れるための同じポーズをとるゲームが難解になっていたらどうしよう・・・(笑)
SFCと同じ任天堂の本体なので、某イベントで「LALA」も違和感なく入力できるのは救い。
PS版ではボタンの名称が変わり苦しいものがあった。
おそらく最高の形でのクロノトリガーのリメイクは、ドラクエⅧのグラフィックをベースに作ってもらうことだと思うが、コスト上無理だろう。手堅く稼げそうなDSということだが、なぜこのタイミングだったのか。
思えばPS版が移植される前段階の話として、続編クロノクロスが発売されるからというのがあったと思う。
であれば今回のDS版も新作が出る兆候であるのだろうか?
期待半分、不安半分。
後についてくるかどうか分からない新作も期待半分、不安半分。
僕にとってクロノシリーズは、純粋に喜ばせてくれないようだ。
SFC版クロノトリガー(前述の通り)
PS版クロノトリガー(アニメだけで本編は同じかい!ちょっとはリメイクしろよ!<結論は本編部分は劣化移植だった)
クロノクロス(ドリームプロジェクトのメンバー絡んでないのかい!<結論は実質的な製作スタッフはあまり変わっていないらしい)
DS版クロノトリガー(前述の通り)
・・・・・・それでもやはり、これまで同様に買ってしまうのだろうか・・・。
良作となることを祈りたい;。
>現在20代後半の人は、スーパーファミコン時代のゲームが一番よかったと思っている人が結構いるのではないだろうか。
まだ19なのに同じこと思っててすいません(爆)
聖剣伝説2・・・言われてみればそういう気もしますね。ただ・・・ランディが主人公でヒロインは・・・
・・・
・・・・・・プリムですか。思い出すのに5分以上掛かりました(^^;;
DSはマシンパワーはけっこうあるので、音声の方は問題ないと思います。というか前世代のアドバンスでもMP3は再生できたような気がしますし。
>1人では手に入れることのできない、かなり手に入れたくなるようなファンサービス的アイテムがあるのだろう
一番の懸念はこれですかね。販売数稼ぎたいからと言ってこういうたぐいがあるのが一番嫌いです、はい。
・・・まあ、私は買うつもりはないんですが(爆)
by Riever (2008-07-10 08:05)
>時折聞くDSの音が悪いというのは、そこのスタッフが性能を引き出せていないという見方もできるかもしれない。
オリジナルのドライバー使っていますからねぇ、あそこは。任天ドライバーで作っているところは制約があるので普通に作ると音質は辛いです。基本的にDSの音源ハードはブラックボックスな部分が多かったりしますし。いろんな理由から制作はほかの会社が担当でしょうね。良い担当が当たることを祈ってます。
あ、冬発売となると、そろそろ大詰めに入っているころかな・・なんて順調制作進行を見たことありませんが・・・(^^;
by moonrabbit (2008-07-10 09:47)
あの謎のカウントダウンはクロノトリガーをリメイクでしたか、
なぜPSPじゃなかったんでしょうか・・・。
個人的にはPS3でFF7をリメイクして欲しいなぁ。
by Chris (2008-07-10 10:11)
>>Rieverさん
nice!ありがとうございます。
>まだ19なのに同じこと思っててすいません(爆)
お兄さんがいればそういうケースも少なくないかも?
音質に関してはmoonrabbitさんのコメントにあるように、
ハード的な要因よりもソフト的な要因が強そうですね。
よくなることを期待したいところです。
by ahtoh (2008-07-10 13:12)
>>moonrabbitさん
nice!ありがとうございます。
現場のご意見、参考になります。
過去作品の移植になると他社に委託することが多いものなのでしょうか?
そういえば僕が買ったものはどれもそうだったような・・・。
本当に、いい制作会社が担当されることを祈っています。
by ahtoh (2008-07-10 13:15)
>>Chrisさん
nice!ありがとうございます。
あの時計の音とURLでそんな気はしていましたが、本当にそうだったようです。個人的には最近のゲーム機で持っているのがDSだけなんで、DSでよかったと思っています。
>FF7をPS3でリメイク
最近派生の作品が多数出ていますので、その要望は多いでしょうね。
やり直すにしてもPS版のあのグラフィックでは、いまやるときついものが・・・。
by ahtoh (2008-07-10 13:19)
末っ子「長男」ですいません(爆)
SFCのDQ6なんかもそうでしたが、moonrabbitさんの通り独自のサウンドエンジンを使えればそれまでとは劇的に音が変わると言うことは十分あり得ます。
Chrono Trigger DSに関しては画像を見る限りは「忠実再現」のような気もしますけどね、私は。
by Riever (2008-07-10 23:09)
当時のスクウェアに陶酔した者の一人です。
移植はうれしいもののポリゴンのFF3や4には違和感がありますね(^^;
by KZY (2008-07-17 18:19)
初代ファミコン時代から全部やってきましたけど
今のPS3が一番楽しいと思うのは私だけでしょうか・・(^_^;)
それなりの名作は携帯機じゃなくて、据置でしっかり出して欲しいって
思うんですけど、これも時代なんですかねぇ。
by はまちゃん (2008-07-17 22:22)
聖剣2は、当時、頑張りましたねぇ。
そのスタッフが作ったという武蔵伝で、コントローラーのジョグをちぎるほど廻して、修理したのは私です。(^^;;
クロノトリガー、出るんですかぁ・・・また冒頭の祭りゲーム・・・いやだなぁ。
DSには、コントローラーに連写モードがないって事は、あのゲーム絶対クリア出来ないだろうなぁ。
by Virgo (2008-08-17 13:51)