Bose SoundSport Free wireless headphones [オーディオネタ]
11月3日発売、11月4日に購入したBose SoundSport Free wireless headphones。
長い。
製品名が長い。
購入からそれなりに時間が経ち、色々使ってみたところで、
自分の視点、使い方での気になる感想がいくつかあったので、
ここに挙げておきます。
自分にとっては初の完全ワイヤレスイヤホンとなりますが、
これまでBluetoohのイヤホンを使った経験はあるので、
ただワイヤレスすげーというだけの感想にはなりませんでした。
この製品に手を出す人は、近いタイミングで発売されたSONYのWF-1000Xとの比較が気になるところだと思います。
自分も両機種の間で相当悩みました。
しかし過去にSONYのワイヤレスイヤホンを購入して耳にうまく合わず、Boseのスポーツ用イヤホンを購入してその装着の快適さに惚れ込んでいた時点でかなりBoseに傾いていました。
でもこれ、SONYのがこのサイズでノイズキャンセル付きだというのに、でかいし値段も高くない?
実際に現物を比較してみても、ぱっと見のモノの受けの良さがSONYの方が魅力的なんですよ。
でも実際に続けて試着すると、安心感がBoseの方が上なんですよ。
SONYのも悪くはないのですが。
これまでデジモノ購入で数々の失敗を繰り返してきた自分は、以下の判断をしました。
ーーーーー
これはあくまで推測でしかない。
しかし他社製品と大差ないサイズに、ノイズキャンセル機能まで搭載した一発目の完全ワイヤレスのSONY製品である。
そう、一発目のチャレンジングなSONY製品である。
つまり、どこかしらの不具合が出る可能性はかなり高い。
そしてその対応も曖昧にされることが多い。
ましてやこの製品は無線接続。
無線による不具合発生率は有線製品の不具合発生率の比ではないだろう。
その点Bose製品に万一不具合が出たとしよう。
製品は高いが、あそこのサポートには定評がある。
製品に致命的な問題があれば、対応した製品と無償交換対応もありえる。
よし、Boseだな。
ーーーーー
かつてのSONY信者は変な方向に学習しております。
突き抜ける度合いが浅いと、興味より警戒の方が勝ってしまうのです。
元々ノイズキャンセル自体に興味が薄く、これまで一切手を出してこなかったですし。
さて選定の経緯はそんな感じですが、Bose SoundSport Freeの製品のレビューに移ります。
装着感の良さは前述の通りで、本体サイズがなかなか大きいのですが全く気にならず快適に装着できます。
しかも長時間装着していても疲れないというのは大きいです。
音は遮音性がほとんどなく、スポーツ用として安心して使える仕様です。
言い換えるなら、通勤用途で毎日長時間電車に乗っている間に使いたい人には、外の音ががっつり入ってくるので向かないと思います。
開放型のヘッドホン的というか、時々装着して音楽をかけたけど音がスピーカーから出ているのかイヤホンから出ているのか分からなくなる時がありました。
ちなみに本体イヤーチップの近くにある穴を指で塞いだらどうなるか、試してみました。
これで音が大きく変化しなければ、例えばテープでふさいでしまえば遮音性が上がって通勤時にも使えるのでは・・・なんて甘い期待を抱いて。
結果としては、何とも残念な、「イヤホンを耳から外して耳の近くに置いている時に聞こえるような音」になります。
この穴で外の音を取り込みつつ音の響きを調整しているようです。
また、Boseの音ってこんな感じだったっけ?
と思うほど、ワイヤレスなのに高域がしっかり出ているのが驚きでした。
ワイヤレスだと高域が出なくなり、ただでさえBoseの場合は低域を強めるあまり高域がイマイチになってしまうイメージがあったのですが、これはうれしい誤算でした。
音に関する話はこのくらいにして、使用する上で気になった点を挙げておきます。
本体右側にあるスイッチはスマホ用でよくあるマルチファンクションボタン。
再生、停止、曲送り等の操作と、音量調整ができます。
左側にあるスイッチはペアリングボタン。
ペアリング、ペアリング切断(他機器との接続準備)を操作できます。
左側は一度繋いでしまうとまず使わないので気にならないのですが、
右側のマルチファンクションボタンが妙に固いんです。
走りながらどころか、歩きながらでさえ曲送りするのにボタンを2回ポチポチとやるのが、やりにくいわけです。
使っているうちに柔らかくなっていくかもしれませんが、同社のスポーツ用の有線イヤホンのような適度な押し加減をこのモデルでもやってほしかったところです。
またレスポンスも無線接続である以上仕方ないのでしょうが1テンポ遅いので、ただでさえ押せているかどうか分かりにくいボタンが押せているかはっきりするのに時間がかかるのも惜しいところです。
また音声ガイドがあるのですが、ここは海外製品で仕方ないところなのでしょうが、
日本語設定にしてしまうと日本語部分「だけ」がとてもぎこちない女性機械音声になり、
「ahtoh-iPhone」の接続を切り離し、接続準備に入った場合、
アトーゥアイフォーン セ ツ ゾ ク ジ ユ ン ビ カ ン リ ヨ ウ デ ス
くらいの流暢さに差が出ます。
これはいくら英語力が拙くてもconnectとdisconnectくらいは分かるから、英語設定でいったほうがむしろ恰好いいかもしれません。
また接続機器が例えば「山田太郎のiPhone」だった場合は漢字部分が何を言っているか分かりません。
「ガイドは日本語でしゃべってくれなきゃ絶対嫌」派の方はこの点は要注意ですね。
あと今日になってようやく気付いたのですが、時々右耳からしか音が出なくなることがあり、また音質が両耳の時と違う音質(悪い音質)になることがありました。
これはBluetoothのプロファイルが音楽用途のA2DPではなく、通話用途のHSPで接続してしまっているせいのようです。
通話の時もそうらしいですが、HSP接続になると右耳からしか音を聴くことができなくなるようです。
そしてこの場合はマルチファンクションボタンも効かなくなります。
接続相手がスマホの場合は切断して再接続すれば両耳から聴こえるように戻ったのですが、相手がPCの場合は再接続してもHSP接続のままだったりして、うまく両耳で聴けるときもあるのですが駄目だった時の解決方法がまだ未解決の状態です。
装着感のよさとスマホとの接続性のよさは確かなもので、無線接続もかなり安定。
しかし操作性はもう一歩という感じでしょうか。
PCとの接続について、少し調べて分かることがあれば追記します。
長い。
製品名が長い。
購入からそれなりに時間が経ち、色々使ってみたところで、
自分の視点、使い方での気になる感想がいくつかあったので、
ここに挙げておきます。
Bose SoundSport Free wireless headphones 完全ワイヤレスイヤホン トリプルブラック【国内正規品】
- 出版社/メーカー: BOSE
- メディア: エレクトロニクス
自分にとっては初の完全ワイヤレスイヤホンとなりますが、
これまでBluetoohのイヤホンを使った経験はあるので、
ただワイヤレスすげーというだけの感想にはなりませんでした。
この製品に手を出す人は、近いタイミングで発売されたSONYのWF-1000Xとの比較が気になるところだと思います。
自分も両機種の間で相当悩みました。
しかし過去にSONYのワイヤレスイヤホンを購入して耳にうまく合わず、Boseのスポーツ用イヤホンを購入してその装着の快適さに惚れ込んでいた時点でかなりBoseに傾いていました。
でもこれ、SONYのがこのサイズでノイズキャンセル付きだというのに、でかいし値段も高くない?
実際に現物を比較してみても、ぱっと見のモノの受けの良さがSONYの方が魅力的なんですよ。
でも実際に続けて試着すると、安心感がBoseの方が上なんですよ。
SONYのも悪くはないのですが。
これまでデジモノ購入で数々の失敗を繰り返してきた自分は、以下の判断をしました。
ーーーーー
これはあくまで推測でしかない。
しかし他社製品と大差ないサイズに、ノイズキャンセル機能まで搭載した一発目の完全ワイヤレスのSONY製品である。
そう、一発目のチャレンジングなSONY製品である。
つまり、どこかしらの不具合が出る可能性はかなり高い。
そしてその対応も曖昧にされることが多い。
ましてやこの製品は無線接続。
無線による不具合発生率は有線製品の不具合発生率の比ではないだろう。
その点Bose製品に万一不具合が出たとしよう。
製品は高いが、あそこのサポートには定評がある。
製品に致命的な問題があれば、対応した製品と無償交換対応もありえる。
よし、Boseだな。
ーーーーー
かつてのSONY信者は変な方向に学習しております。
突き抜ける度合いが浅いと、興味より警戒の方が勝ってしまうのです。
元々ノイズキャンセル自体に興味が薄く、これまで一切手を出してこなかったですし。
さて選定の経緯はそんな感じですが、Bose SoundSport Freeの製品のレビューに移ります。
装着感の良さは前述の通りで、本体サイズがなかなか大きいのですが全く気にならず快適に装着できます。
しかも長時間装着していても疲れないというのは大きいです。
音は遮音性がほとんどなく、スポーツ用として安心して使える仕様です。
言い換えるなら、通勤用途で毎日長時間電車に乗っている間に使いたい人には、外の音ががっつり入ってくるので向かないと思います。
開放型のヘッドホン的というか、時々装着して音楽をかけたけど音がスピーカーから出ているのかイヤホンから出ているのか分からなくなる時がありました。
ちなみに本体イヤーチップの近くにある穴を指で塞いだらどうなるか、試してみました。
これで音が大きく変化しなければ、例えばテープでふさいでしまえば遮音性が上がって通勤時にも使えるのでは・・・なんて甘い期待を抱いて。
結果としては、何とも残念な、「イヤホンを耳から外して耳の近くに置いている時に聞こえるような音」になります。
この穴で外の音を取り込みつつ音の響きを調整しているようです。
また、Boseの音ってこんな感じだったっけ?
と思うほど、ワイヤレスなのに高域がしっかり出ているのが驚きでした。
ワイヤレスだと高域が出なくなり、ただでさえBoseの場合は低域を強めるあまり高域がイマイチになってしまうイメージがあったのですが、これはうれしい誤算でした。
音に関する話はこのくらいにして、使用する上で気になった点を挙げておきます。
本体右側にあるスイッチはスマホ用でよくあるマルチファンクションボタン。
再生、停止、曲送り等の操作と、音量調整ができます。
左側にあるスイッチはペアリングボタン。
ペアリング、ペアリング切断(他機器との接続準備)を操作できます。
左側は一度繋いでしまうとまず使わないので気にならないのですが、
右側のマルチファンクションボタンが妙に固いんです。
走りながらどころか、歩きながらでさえ曲送りするのにボタンを2回ポチポチとやるのが、やりにくいわけです。
使っているうちに柔らかくなっていくかもしれませんが、同社のスポーツ用の有線イヤホンのような適度な押し加減をこのモデルでもやってほしかったところです。
またレスポンスも無線接続である以上仕方ないのでしょうが1テンポ遅いので、ただでさえ押せているかどうか分かりにくいボタンが押せているかはっきりするのに時間がかかるのも惜しいところです。
また音声ガイドがあるのですが、ここは海外製品で仕方ないところなのでしょうが、
日本語設定にしてしまうと日本語部分「だけ」がとてもぎこちない女性機械音声になり、
「ahtoh-iPhone」の接続を切り離し、接続準備に入った場合、
アトーゥアイフォーン セ ツ ゾ ク ジ ユ ン ビ カ ン リ ヨ ウ デ ス
くらいの流暢さに差が出ます。
これはいくら英語力が拙くてもconnectとdisconnectくらいは分かるから、英語設定でいったほうがむしろ恰好いいかもしれません。
また接続機器が例えば「山田太郎のiPhone」だった場合は漢字部分が何を言っているか分かりません。
「ガイドは日本語でしゃべってくれなきゃ絶対嫌」派の方はこの点は要注意ですね。
あと今日になってようやく気付いたのですが、時々右耳からしか音が出なくなることがあり、また音質が両耳の時と違う音質(悪い音質)になることがありました。
これはBluetoothのプロファイルが音楽用途のA2DPではなく、通話用途のHSPで接続してしまっているせいのようです。
通話の時もそうらしいですが、HSP接続になると右耳からしか音を聴くことができなくなるようです。
そしてこの場合はマルチファンクションボタンも効かなくなります。
接続相手がスマホの場合は切断して再接続すれば両耳から聴こえるように戻ったのですが、相手がPCの場合は再接続してもHSP接続のままだったりして、うまく両耳で聴けるときもあるのですが駄目だった時の解決方法がまだ未解決の状態です。
装着感のよさとスマホとの接続性のよさは確かなもので、無線接続もかなり安定。
しかし操作性はもう一歩という感じでしょうか。
PCとの接続について、少し調べて分かることがあれば追記します。
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